私に恋を教えてください
「大丈夫?」
そう聞かれて、柚葉はよくよく自分の感覚を振り返り大丈夫そうだと頷く。

それに、これからいよいよか……! と思うと緊張感もマックスだ。
「か、駆琉さん、私大丈夫です。もう一気に行っちゃって下さい! でないと緊張感でおかしくなりそうです!」

柚葉は部屋に入った時から、むしろ部屋に入る前からずっとどきどきしっぱなしで、そのどきどきが振り切れたのが今だ。

もうこれ以上どきどきするのは、そっちが無理!

「分かった……」
須藤が柚葉の身体の間に、腰を入れる。

「駆琉さんっ!」
「ど、どうした?!」

「っ……あ、あの、こんなに、その、足開かなきゃダメですか……?」
身体を入れるために、柚葉の足をそっと開いたせいではあるかとは思うが。

「あ……うん。何ならもうちょっと開いてくれると助かるんだが……」
「恥ずかしいっ……」

まあ、確かにお嬢様が人前で、大股開きすることはないだろうからな。
──しかし、今この状態で恥ずかしがられるのは逆にヤバ過ぎるんだが。
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