私に恋を教えてください
「あー、もう! 本当に可愛い‼︎ 紹介するわ。私のダーリン、ダグよ。ダグラス・メイアーフィールド。そして息子のケント」

そこにいたのは、莉子の家族だった。

「こんにちは」
大きくて森のくまさんのようなダグラス、息子のケントは将来が楽しみな美少年だ。

「初めまして。榊原柚葉です」
「ゆずは……」

柚葉のちょうど胸くらいの身長のケントは、柚葉の名前を言いづらそうにしていた。

柚葉はにっこり笑う。
「ゆず、でいいよ!」
「ゆず!」

「っか、可愛いっ!」
ケントは栗色の髪がとても綺麗なサラサラヘアの天使だ。

「かけるっ! 久しぶり!」
「久しぶりだな。大きくなったなぁ」

「たけ!」
「たけ?高い、のことか?」

ケントは首を傾げた。
「ん、んん? まつたけうめ? 真ん中はたけ?」
「凄いことを知っているな」

「ほかにも知ってる。ゆずは、やまとなでしこ!」
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