私に恋を教えてください
「私も数回なら」
「デート?」
「遠足です」
むうっ、と柚葉はふくれている。
「へぇ? 最近は遠足でもそんな所に行くんだ?」
「確か、中学のときの卒業遠足だったかと思います。駆琉さんだってデートでしょ?」
少し拗ねたような様子の柚葉は、もしかしてヤキモチを妬いてくれているのだろうかと思うと、ことさらに可愛い。
そんな心配はしなくていいのに、と駆琉は柚葉の頭を撫でた。
「なんか、俺も大学の入学の行事だったと思う。やたら、疲れた覚えしかないな」
「明日は、楽しみましょうね」
「そうだな」
きっと好きな人と一緒に見る景色は、また違うのだろうと思うから。
翌日は気持ち良いくらいの快晴だった。
朝いちばんでゲートをくぐると、このテーマパークの主人公であるウサギが、入口で出迎えてくれる。
飛び抜けて、可愛らしいケントだ。
つい引かれたのだろうウサギが、ケントの方に向かって来るのに、ケントは笑顔で両手を広げて、ハグしに行く。
「デート?」
「遠足です」
むうっ、と柚葉はふくれている。
「へぇ? 最近は遠足でもそんな所に行くんだ?」
「確か、中学のときの卒業遠足だったかと思います。駆琉さんだってデートでしょ?」
少し拗ねたような様子の柚葉は、もしかしてヤキモチを妬いてくれているのだろうかと思うと、ことさらに可愛い。
そんな心配はしなくていいのに、と駆琉は柚葉の頭を撫でた。
「なんか、俺も大学の入学の行事だったと思う。やたら、疲れた覚えしかないな」
「明日は、楽しみましょうね」
「そうだな」
きっと好きな人と一緒に見る景色は、また違うのだろうと思うから。
翌日は気持ち良いくらいの快晴だった。
朝いちばんでゲートをくぐると、このテーマパークの主人公であるウサギが、入口で出迎えてくれる。
飛び抜けて、可愛らしいケントだ。
つい引かれたのだろうウサギが、ケントの方に向かって来るのに、ケントは笑顔で両手を広げて、ハグしに行く。