私に恋を教えてください
綺麗な和風の包み紙を外すと、目にも涼やかなマスカット色の包み紙がキレイに箱に並んでいる。
「俺は甘いもの、あまり得意じゃないんだけど、マスカット?すごく美味しそうだな」
「祖母のオススメなんです」
「へえ……榊原さんは家族、仲がいいんだな。さっそく一つ、もらおうかな」
そう言って、須藤は一つつまんで口に入れる。
「ん、砂糖がけで本当に中身はマスカットだ。甘みはあまりなくて、酸味があって美味い」
「良かったです」
「榊原さんは、この時間まで何していたの?」
「あ、入力作業です」
「チェックするよ」
「いいんですか?」
「もう、大丈夫だと思うけどね」
それでも、お願いします、と言う柚葉の嬉しそうな顔に須藤はふ……と笑ってしまう。
「榊原さんの席のパソコンは立ち上がっている?そっちで確認しよう」
そして、入力の内容をひとつひとつチェックしていった。
ふと、気づくと、柚葉がじいっと須藤の顔を見ている。
「ん?どうしたの?」
「いえ……須藤課長の顔って綺麗ですよね。目元が綺麗でまつ毛が長いし、少し茶色がかった瞳っていうのか……」
「俺は甘いもの、あまり得意じゃないんだけど、マスカット?すごく美味しそうだな」
「祖母のオススメなんです」
「へえ……榊原さんは家族、仲がいいんだな。さっそく一つ、もらおうかな」
そう言って、須藤は一つつまんで口に入れる。
「ん、砂糖がけで本当に中身はマスカットだ。甘みはあまりなくて、酸味があって美味い」
「良かったです」
「榊原さんは、この時間まで何していたの?」
「あ、入力作業です」
「チェックするよ」
「いいんですか?」
「もう、大丈夫だと思うけどね」
それでも、お願いします、と言う柚葉の嬉しそうな顔に須藤はふ……と笑ってしまう。
「榊原さんの席のパソコンは立ち上がっている?そっちで確認しよう」
そして、入力の内容をひとつひとつチェックしていった。
ふと、気づくと、柚葉がじいっと須藤の顔を見ている。
「ん?どうしたの?」
「いえ……須藤課長の顔って綺麗ですよね。目元が綺麗でまつ毛が長いし、少し茶色がかった瞳っていうのか……」