私に恋を教えてください
柚葉が近寄ってきた時は、まさか……と鼓動が大きくなったのも否めない。
お礼に、なんて差し入れをくれるから。
もちろん嬉しかったのだけれど『お礼』をしたいという事は、彼女の中に借りのような気持ちがあるからなのではないかと考えて、一瞬切ない気持ちになった。
そうしたら唐突に、『須藤課長は綺麗ですね』と言われて驚いた。
とても綺麗な澄んだ瞳で、真っ直ぐ見られて、須藤も見返したのだ。
この子こそ綺麗なのに。
男として意識していたら、綺麗なんていう言葉は出てこないだろう。
──柚葉は須藤に対してそんな意識をしていない。
そう思ったら、切なくなって、胸が痛くなった。
そして、自分が思うままに、柚葉を褒めたのだ。すると柚葉は照れて、真っ赤になってしまった。
『ごめんなさいー。もう言いません』と涙目になっていた柚葉がとんでもなく可愛くて。
つついた頰はふわりとして柔らかくて、もっと触れたいくらいで。
確かに侑也の言う通り、このまま両手で頬を包んで唇を重ねたら、どんな声を出すんだろうと思ったのだ。
お礼に、なんて差し入れをくれるから。
もちろん嬉しかったのだけれど『お礼』をしたいという事は、彼女の中に借りのような気持ちがあるからなのではないかと考えて、一瞬切ない気持ちになった。
そうしたら唐突に、『須藤課長は綺麗ですね』と言われて驚いた。
とても綺麗な澄んだ瞳で、真っ直ぐ見られて、須藤も見返したのだ。
この子こそ綺麗なのに。
男として意識していたら、綺麗なんていう言葉は出てこないだろう。
──柚葉は須藤に対してそんな意識をしていない。
そう思ったら、切なくなって、胸が痛くなった。
そして、自分が思うままに、柚葉を褒めたのだ。すると柚葉は照れて、真っ赤になってしまった。
『ごめんなさいー。もう言いません』と涙目になっていた柚葉がとんでもなく可愛くて。
つついた頰はふわりとして柔らかくて、もっと触れたいくらいで。
確かに侑也の言う通り、このまま両手で頬を包んで唇を重ねたら、どんな声を出すんだろうと思ったのだ。