今は秘書の時間ではありません
1週間の有給が明け、会社に向かう。
改めて営業やこれからお世話になるところに挨拶をして回ると「よかったよ、辞めるんじゃなくてさ…」と声をかけていただけたことをうれしく思う。
一度退職の意思表示を示したのにもかかわらず受け入れてくれたことに感謝する。
秘書室へ入るとみんなからもまたよろしくね、と声をかけられホッとした。
でもみんなから
「社長と付き合ってるんでしょ?」
と言われ戸惑った。
なんて言ったらいいのか悩んでいると、社長が顔を出した。
「みんな、友永さんをからかうなよ!」
「ハイハイ。分かってますよ。」
「実はね、社長から重々頼むと言われてるのよ。」
「え?!」
「私たちは味方よ!お願いだから社長を捕まえておいてね。コントロール出来なくて困るから。」
なんだか思ってたのとは違う。
まだダメ社長の名残がここにはあるみたい。
だから私の尻にひいといてって感じみたい。
ふふふ…
「公私混同致しません。これからもまたよろしくお願いします。」
改めて営業やこれからお世話になるところに挨拶をして回ると「よかったよ、辞めるんじゃなくてさ…」と声をかけていただけたことをうれしく思う。
一度退職の意思表示を示したのにもかかわらず受け入れてくれたことに感謝する。
秘書室へ入るとみんなからもまたよろしくね、と声をかけられホッとした。
でもみんなから
「社長と付き合ってるんでしょ?」
と言われ戸惑った。
なんて言ったらいいのか悩んでいると、社長が顔を出した。
「みんな、友永さんをからかうなよ!」
「ハイハイ。分かってますよ。」
「実はね、社長から重々頼むと言われてるのよ。」
「え?!」
「私たちは味方よ!お願いだから社長を捕まえておいてね。コントロール出来なくて困るから。」
なんだか思ってたのとは違う。
まだダメ社長の名残がここにはあるみたい。
だから私の尻にひいといてって感じみたい。
ふふふ…
「公私混同致しません。これからもまたよろしくお願いします。」