エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。

 セフレとかなら外で会っていたのかも。

 といってもプライベートの窪塚のことなんて知らないから、なんとも言えないけれど。

 少なくとも、寝室を見ている限りでは、女の子を連れ込んでいるような気配は微塵も感じられない。

 部屋からもう一度窪塚に視線を戻すと、気絶した私のことを心配して様子を見ていてくれたのだろうか。

 窪塚はベッドには横にならずに、ベッドで横になっている私に寄り添うようにして、床に座したままベッドの縁に身体をもたげて眠りこけている。

 その様子からも、今まで勝手に抱いていた偏見がものの見事に覆されたせいか、窪塚の寝顔を見ているだけで、なんだか堪らなく愛おしく想えてくる。

 それと同じくらい、画像で脅してセフレにするくらいの存在でしかない私に対しても、こんなに優しくするなんて、罪作りなヤツだなとも思う。
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