エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
確かに、私にとって優君は、命の恩人だし、初恋の相手だったのだろうと思う。
けどそれは子供の頃のことであって、今は違う。
私の心の中は、想像していたよりも、窪塚のことでいっぱいになっているらしい。
そのことを窪塚にもわかっていて欲しい。
そのためには窪塚にちゃんとこの想いを伝えておかなければ。
ーー遠回りしちゃったけど、こうしてようやく互いの想いがひとつに通じ合えたんだから、大事にしたい。
もう二度と、すれ違ったりしないようにーー。
そんな想いに突き動かされるようにして、私は窪塚の胸にぎゅぎゅっと今一度しっかりと抱きつきながらに声を放っていた。
「そうとも知らずに私こそごめん。けど、今は窪塚のことでいっぱいで、もう窪塚のことしか頭にないから安心してよね? あの夜、医大生の頃からずっと窪塚のことが好きだったことにやっと気づいて、それで窪塚に傍にいて欲しかったの。それくらい窪塚のことが好き。大好き」