今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
彼は苦笑いして私を引き離そうとするから、いやいやと首をふる。
兄への甘えモード全開になった私は誰にも止められない。
幸いその場には誰もいなかったけど、はたから見たらかなりイタイ妹かもしれない。
だけど、彼がほんの一瞬だけ切ない表情をしたことを私はこの時見逃していた。
「それよりチーはしょっちゅう告白されてるよな。
今度また同じことがあったらすぐ俺に連絡しろよ」
「う、うん。でも……」
高校生にもなってこんなことくらい一人で処理できないのって情けないような気がするしそれに……。
なんだか兄にだけはそういう話はしたくないんだ。
心配かけたくないって言う気持ちも勿論あるけど。
それにも増して恥ずかしいって強く思っちゃうんだ。
「私、しょっちゅうなんて告白されてないよ」
だから思わず嘘をついてしまった。
実を言うと、告白された全てを彼に報告してるわけじゃない。
自分でなんとか対応できそうなら、こっそりと処理したりしてる。
兄への甘えモード全開になった私は誰にも止められない。
幸いその場には誰もいなかったけど、はたから見たらかなりイタイ妹かもしれない。
だけど、彼がほんの一瞬だけ切ない表情をしたことを私はこの時見逃していた。
「それよりチーはしょっちゅう告白されてるよな。
今度また同じことがあったらすぐ俺に連絡しろよ」
「う、うん。でも……」
高校生にもなってこんなことくらい一人で処理できないのって情けないような気がするしそれに……。
なんだか兄にだけはそういう話はしたくないんだ。
心配かけたくないって言う気持ちも勿論あるけど。
それにも増して恥ずかしいって強く思っちゃうんだ。
「私、しょっちゅうなんて告白されてないよ」
だから思わず嘘をついてしまった。
実を言うと、告白された全てを彼に報告してるわけじゃない。
自分でなんとか対応できそうなら、こっそりと処理したりしてる。