星のような君の隣にいたい。
優希目線


また彼女に怒られた。

でもましろんの

言っていることは正しい。

見た目で判断してはいけない。

それは当たり前のこと。

普通なら注意されたり、

怒られたりしたら

反省するものなのだろうけど

俺はそんな姿さえも可愛いと思った。

このままでは顔がニヤけて

しまいそうなので話題を変える。

「ましろんはどんな本が好きなの?」

ましろんは本の話になると

表情が柔らかくなることに

俺は気づいた。
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