星のような君の隣にいたい。
「小説は全般好きです

ファンタンジーやコメディ、

時代小説とかも少し読んだりします。

それから・・・」

ましろんが本を好きなのは

結構わかっていたつもりだが

話すのが苦手そうなのに

本の話になるとこんなにも

沢山話してくれるのは驚いた。

それから1時間ほど

今まで読んで面白かった

本の話をしてくれた。

ましろんは話し方が

とても上手く続きが

気になるような説明をしてくれた。

そして話が終わると少し固まり

小声で

「すみません・・・」

と謝った。

俺達はなぜ謝るのかわからなかった。

あんなに楽しそうに話すのに

誰が迷惑だなんて思うだろうか。
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