君との子がほしい~エリート脳外科医とお見合い溺愛結婚~
「そうなんだ。苦手っていうほどなんだ」
「久世先生は、お酒好きですか?」
「俺? まぁ、人並みには好きかな。でも、職業柄飲めるときが限られるけど」
「ああ、そっか……当直? とかですか?」
お医者様の仕事に関しては全く知識はないけど、イメージ的に勤務は不規則そうだ。
「まぁ、そういうのだね。俺は、救命のほうにも籍を置いてるから、オンコールも多くて。すぐ出ていけるように住まいも病院の近くなんだ」
「へぇ……なんか、お医者様ってやっぱり大変ですね」
休んでいても呼び出しがあれば駆けつけるということだ。それは気軽にお酒なんて飲んでいられない。
「俺は幼稚園の先生のほうが大変だって思うけど」
「いえ、そんなことはないですよ」
「だって、あんなにたくさんの子どもをいっぺんにみてるって、俺には絶対できないから。それに、人様の子どもを預かる責任だってあるわけだし。体力も精神力も必要な仕事だなって」
「そんなこと言ったら、お医者様は直に人の命を預かるわけですから、やっぱりすごいです!」