最強の男からの溺愛
そう、本来なら魔法使いでもなく、身体能力特化でもない。

なんなら、自身にはなんの力もないギフトだから一般人に溶け込み普通の高校に通うことは可能だったのだが

「俺の見えないところにいるのは嫌だ」

そんな、北宮誉の言葉によって

この特殊な高校に入学することが決定した。

「で、その北宮先輩は任務でほとんど学校にいないんだもんな」

魔力の保有量や魔法の使える技のレベルで、魔術師には最低の5級から最高クラスの1級までレベル分けがされており、人員不足のこの世界では3級からは学生でも任務を請け負うことになっている。

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