婚約破棄をして乗り換えた元彼と妹と私の幸せ【現代、短編】
ああ、せっかくだから、芽維に教えてもらいながらシュークリームを作ろう。粉をはたくだけでも手伝わせてもらおう。
そして、私が片付けを柚芽に教えながら、洗い物一つでも柚芽にしてもらおう。
エリックが言うように、今度こそ仲良く二人で……作れたら……。
「柚芽!エリック喜んでたよ!今度はシュークリームが食べたいんだって。一緒に、今度は一緒に作ろう!」
帰ったらそう声をかけてみよう。
★それから★
あれから3年。
柚芽は元彼とは1年続かなかった。元彼が、ことあるごとに私を悪く言い、柚芽を守るためだと無理に家を出させようとしたためだ。
それから、柚芽はアルバイトをしていたケーキ屋で社員になって働いている。今までの仕事の中で一番長続きをしている。
片付けることができないと初めに言い、お菓子を作ることが大好きだということを伝えてそれでも雇ってくれたアルバイト先だ。
面接のときには、エリックに薦められて始めた、オリジナルのお菓子の写真をのせたSNSの写真を見せた。
いいねが付く、誰かに認められることが柚芽の気持ちを安定させたのか、少しずつ変わっていくのが分かった。
片付けは相変わらずできない。
だけれど「お姉ちゃん手伝って」と「ありがとう」が言えるようになった。
そして……。
「お姉ちゃんのウエディングケーキは私に作らせて!って、エリックさんにも伝えて!私、絶対絶対、世界一素敵なウエディングケーキを作るから!」
そして、私が片付けを柚芽に教えながら、洗い物一つでも柚芽にしてもらおう。
エリックが言うように、今度こそ仲良く二人で……作れたら……。
「柚芽!エリック喜んでたよ!今度はシュークリームが食べたいんだって。一緒に、今度は一緒に作ろう!」
帰ったらそう声をかけてみよう。
★それから★
あれから3年。
柚芽は元彼とは1年続かなかった。元彼が、ことあるごとに私を悪く言い、柚芽を守るためだと無理に家を出させようとしたためだ。
それから、柚芽はアルバイトをしていたケーキ屋で社員になって働いている。今までの仕事の中で一番長続きをしている。
片付けることができないと初めに言い、お菓子を作ることが大好きだということを伝えてそれでも雇ってくれたアルバイト先だ。
面接のときには、エリックに薦められて始めた、オリジナルのお菓子の写真をのせたSNSの写真を見せた。
いいねが付く、誰かに認められることが柚芽の気持ちを安定させたのか、少しずつ変わっていくのが分かった。
片付けは相変わらずできない。
だけれど「お姉ちゃん手伝って」と「ありがとう」が言えるようになった。
そして……。
「お姉ちゃんのウエディングケーキは私に作らせて!って、エリックさんにも伝えて!私、絶対絶対、世界一素敵なウエディングケーキを作るから!」

