俺の大切な人〜また逢うその日まで〜

俺と彼女の朝

・俺と彼女の朝

いつも通りの朝。
6:30の目覚まし音で俺は目を覚ます。
カーテンの隙間から少しだけ朝日が見える。
そのカーテンを開けると、
窓の向こう側には俺の好きな人が、
笑顔でこっちを見ている。

「おはよ!」
今日も彼女は元気だ。
「ん。おはよ。」
まだ寝起きの俺の声はすごく掠れていた。
そしていつも通り、彼女は俺に
「まーた寝癖ついてるよ。」
っと毎日同じことを言ってくる。
「言われなくてもわかってるわ。」
と俺は頭をかきながら彼女に言った。
「学校行く準備するからまた後でな。」
さっさと準備しよ。そう思いまだ重い自分の体を
洗面台のある1階に行くため、動かした。
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