ランチのお時間です。



お昼の時間が何よりも憂鬱な時間だ。


もう今更他のグループの子に混ぜて、なんていえないし、そこまで社交的なタイプでもない。


アンちゃんは少し私のことを気にしつつも、私が気にせずリクトくんと食べておいでよと言うと、後ろ髪を引かれるようにごめんね、と言って行ってしまった。


坂井くんと食べなくなって早1週間。


いや、私的には″早″ではなく、なかなか時間が経つのが遅いと感じている。


重い足をどうにか動かしながらも、私は恒例となりつつある中庭へと足を向けた。


すると、いつものベンチには先客がいて、その姿はもはや私にとっては懐かしい人だった。




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