ランチのお時間です。



私がビックリすると、坂井くんはパカッとお弁当箱を開けた。


少し玉子焼きが焦げていたり、具材が寄っていたり、不恰好だけど、一生懸命作ったんだなという想いがひしひしと伝わってくる。



「良かったら、お弁当交換しない?絶対、早水さんのが美味しいとは思うんだけど」



だめ?と坂井くんは手を合わせてお願いしてくる。



「私のために作ってくれたんだよね?……いいよ」



< 28 / 30 >

この作品をシェア

pagetop