強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
「もう、しょうがないなぁ」
そう言いながらもどこか嬉しそうに向井を見ている三好。
お?これは…
「部長、ごちになりまーす!」
三好と向井がカチンと乾杯する。
ぐびぐびぐび、と生を半分くらいまで一気に飲み干し美味そうにぷはーっとする三好。
「美味いっ」
おいおい、豪快だな。
それにいい顔して飲みやがる。
「くくっ」
思わず笑いを漏らすと、
「あ、部長、今これがオヤジ女子たる所以かって思いましたね⁉︎」
「ははっ!まあ、噂には聞いてたけど、実際見るのは初めてだからな。噂に違わずオヤジだったわ」
揶揄い口調の俺に、
「悪かったですねぇ」
と、むくれる三好がまた可愛い。
頼んだ料理をでかい口でパクパク美味そうに食う姿だとか、日本酒を手酌しながら楽しそうに話す姿だとか、見ていて本当に飽きない女だ、三好ってヤツは。
人は見た目で判断してはいけない。
身を持って体験した。
そうして話しているうちに、三好には彼氏がいないことが判明するのだが、それにホッとしている自分に気付いて俺は密かに動揺した。
そう言いながらもどこか嬉しそうに向井を見ている三好。
お?これは…
「部長、ごちになりまーす!」
三好と向井がカチンと乾杯する。
ぐびぐびぐび、と生を半分くらいまで一気に飲み干し美味そうにぷはーっとする三好。
「美味いっ」
おいおい、豪快だな。
それにいい顔して飲みやがる。
「くくっ」
思わず笑いを漏らすと、
「あ、部長、今これがオヤジ女子たる所以かって思いましたね⁉︎」
「ははっ!まあ、噂には聞いてたけど、実際見るのは初めてだからな。噂に違わずオヤジだったわ」
揶揄い口調の俺に、
「悪かったですねぇ」
と、むくれる三好がまた可愛い。
頼んだ料理をでかい口でパクパク美味そうに食う姿だとか、日本酒を手酌しながら楽しそうに話す姿だとか、見ていて本当に飽きない女だ、三好ってヤツは。
人は見た目で判断してはいけない。
身を持って体験した。
そうして話しているうちに、三好には彼氏がいないことが判明するのだが、それにホッとしている自分に気付いて俺は密かに動揺した。