強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
三好は俺にとってあくまで興味の対象であって好きな訳じゃない。
…そうだった、はずなのに。
いつの間にか俺は三好に落ちていたらしい。
いや、もう最初から落ちていたのか、俺は。
でも自覚したところでどう考えてもこの2人は両想いだ。
目の前で、唐揚げにレモンを掛けるか掛けないか論争で楽しそうに小競り合っている2人の目を見て思う。
向井の三好を見る目が、三好の向井を見る目がお互いに優しいってこと、たぶんコイツらは気付いてねぇ。
なら、その隙に俺は俺で密かにマイペースに、でも時々強引に。
虎視眈々と彼女を狙っていけばいい。
さあ、三好はいつか落ちるだろうか、この俺に。
もし俺に落ちる日が来たら言ってやる。
俺はこんなに前からお前のことが好きだったんだと。
ああ、俺は本気の恋はしないつもりだったのに。
俺を本気にした責任、取ってもらうからな、三好。
覚悟しとけーー。
俺が恋に落ちるまで①②おしまい
…そうだった、はずなのに。
いつの間にか俺は三好に落ちていたらしい。
いや、もう最初から落ちていたのか、俺は。
でも自覚したところでどう考えてもこの2人は両想いだ。
目の前で、唐揚げにレモンを掛けるか掛けないか論争で楽しそうに小競り合っている2人の目を見て思う。
向井の三好を見る目が、三好の向井を見る目がお互いに優しいってこと、たぶんコイツらは気付いてねぇ。
なら、その隙に俺は俺で密かにマイペースに、でも時々強引に。
虎視眈々と彼女を狙っていけばいい。
さあ、三好はいつか落ちるだろうか、この俺に。
もし俺に落ちる日が来たら言ってやる。
俺はこんなに前からお前のことが好きだったんだと。
ああ、俺は本気の恋はしないつもりだったのに。
俺を本気にした責任、取ってもらうからな、三好。
覚悟しとけーー。
俺が恋に落ちるまで①②おしまい


