となりの紀田くん



「いや違う違う!薔薇ちゃん、この子……乃木 芽依亜ちゃんだから!」





「めいあ?」





「そう!!」





「…………。光秀の方がしっくりくるわ……」





「なんでww」





「き、貴様!な、何故、僕の名前を!!!真田の回し者か!?それとも伊達か!?」






か………………
絡みづれぇええええええっ。






クラスで余り者に
なった理由を分析すると






薔薇ちゃん→怖い恐いコワイ
兎に角こわい!!!






芽依亜ちゃん→取っつきにくい
おかしい(主に頭が)





これらが一番
しっくりくるだろう。





そして私はたぶん
紀田の彼女(らしい)だから。





ーーーーーーーーーーー





とりあえず…………





騙したのねなんて
芽依亜ちゃんに
呪文を唱え始めた
薔薇ちゃんを
なんとか塞き止め




大広間へ向かうーーーーーーー





今から私たち
夕食timeでございますわ。






「鈴!!」




「ゆあ!!」




「クラス離れてるって不便だね。来年は一緒だといいな………」





「私も思ったよ!ところで後ろの二人はお友達?」





私から視線をずらし
その後ろを見ながら
鈴が問いかける





え、いや………




「友達ってゆーかルームメイトってゆーか…………」





「そう友達なのね!!」




私の言葉を聞いていたのか
聞いてなかったのか
勝手に彼女等を私の友達だと
判断した鈴は





二人に飛びつくように
挨拶をしにいったのはいいが
数分後………泣きっ面で
帰ってきた彼女に哀れみの
眼差しをむける




「ゆ、ゆあの友達怖い………呪いがどうのこうのとか、お市だとか稲姫だとか…………ついていけないよ」





「よしよし鈴。その答えは正解だよ…………」





私が鈴の頭を撫でていると
席につけとの先生からの
熱い指導が…………





私は渋々、鈴と離れて
自分の席へと赴いたーーー
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