となりの紀田くん
あの子って確か
霊感少女って噂されてる
白鬼院 薔薇(シラキイン ローズ)ちゃん?
「おかしな人って…………」
薔薇ちゃんに
言われたくないよ………
そもそも名前からして
なんか一般人離れしてる。
ってちょっと待って!!
今、この中入っていったよね!?
そうだ思い出した!!
私の班はクラスの
余り者の集まり
だったんだーーーーーー
何か自分、カワイソウ…アハハ
ーーーーーーーーー
第一印象が
あれだったもんだから
結局諦めて普通に
部屋に入る
その瞬間の空気が
たまったもんじゃない。
みんな個々に
好きなことを
やりほうだい。
って言っても
余り者だから
私、含めて3人
しかいない
薔薇ちゃんはなんか
ブツブツ唱えてるし
もう一人の子は
戦国時代をモチーフに
書かれた漫画を
読み漁っている
「あ、貴女さっきの………」
薔薇ちゃんが
私に気づくなり
こちらに歩み寄ってくる
ヒィイイイイイイッ
なんか怖い!!!
「貴女も、同じ部屋だったのね………」
「う、うん!」
「よろしく。」
「よ、よろしく。」
「で、あちらの方は?知り合い?」
私は首を横に
ブンブン振り回す。
け、決して知り合い
なんかじゃございませぬ!!
「そう………まあ別にいいわ」
「良くないですっ!!!」
薔薇ちゃんの言葉に
勢いよく顔を上げて
目をキラキラ輝かせる
「僕は明智 光秀!!よろしくね!!」
…………………………。
いやいやいやいやいや!!!
え?え?おかしいでしょ!?
女なのに光秀とか
おかしいでしょ!
ってゆーかそれ
戦国時代の人物のひとりだから!
「そう、光秀ね。よろしく」
「うん、よろしく!濃姫!」
「違うでしょ!?おかしいでしょ!?気づいて、光秀なわけないし、薔薇ちゃんは濃姫でもないから!!」
「え、貴女………光秀じゃないの?騙したのね」
いや、気づかない方が
おかしいよね、うん。
「僕は光秀だよ!」
頬を膨らませて言う
乃木 芽依亜(ノギ メイア)ちゃん。
可愛いけど
可愛いけど君
勘違いし過ぎだよ!!!