となりの紀田くん
なんなの本当!!
ありえない!ありえない!ありえない!!!
"お前に触れていいのは俺だけ"
紀田の言葉が頭の中で
何度もリピートされる
それと同時に、あの時の
キスの感触が蘇るーーー
って私は変態か!!
あいつは私を
紀田変態ワールドへ
引き込むつもりなのか!?
私は頭をブンブン振って
余計な邪念を捨てる……
「だいたいっ!おかしいでしょ?お前は俺のって……。具体的なことは言わないし……」
俺の何?
下僕?奴隷?ペット?
いや………どれにも
当てはまりたくないし
当てはまる気もない。
「あれ、ゆあじゃん!」
私に気づくなり全速力で走り出す
あれは………きっとーーーーーー
悪魔だーーー
ぎゅううううううっ
「何してるの?」
やっぱり…シスコン悪魔だったか!!私の勘は鋭い!!
なぜ、こうも私の周りには
悪魔しか集まらないのだろうか?
梓くんと鈴は別として。