となりの紀田くん
「紀田、ありが………「ちょっと、お前来い」
お礼を遮って
私の手を引く紀田
彼が向かう先には
何故か別荘がある………
いや、何故にそっち!?
まだ海入ってませんけどww
しかし…そんなことを
言う暇もなく、別荘に
連れ戻されてしまった………
別荘について中に入るなり
着ているパーカーを脱ぎ出す紀田
え…
えぇえええええーーーーーっ!?
ちょ!何してんの!?
紀田の上半身が
素っ裸になる………
私は思わず手で
顔を覆ってしまった…
フワッ
「これ着とけ」
急に背中に肌着の
感触を感じて
私は自分の顔から
手を退けた………
「何してんの?」
なんと紀田が脱いだ
パーカーを私の背中に
かけていたのだ………
そして怪訝な顔で私を見る。
「あ、あんたが急に脱ぐから!!!」
私は慌てて否定するが
「はぁ?何、妄想してんの?さてはお前変態だろ」
どうやら紀田には通用
しないらしい………
……妄想とか変態とか
お前にだけは言われたくなかった。
「それとも………」
紀田がニヤリと怪しげな
笑みを浮かべて
ジリジリと近づいてくる
その度に一歩一歩後ずさりする私
しかしすぐに壁に
追いやられてしまう
まさにあの時の
観覧車の中状態……
私の足と足の間に
膝を入れて両手を
壁につき逃げ場を無くす
「こっちの方が良かった?」
そうやって大胆不敵な笑みを
浮かべ私にキスをする
そんな紀田はやっぱり
ズルいと思う………