となりの紀田くん



毎度お馴染みの
激しいキス………




「…んんっ…ふぁ……っ」




あぁ……もうダメ
頭がほわほわしてきた……




このままじゃ本当に
紀田変態ワールドに
堕ちてしまう………





いや………もう堕ちてるのか。




この心臓の鼓動が
何よりの証拠………




そして突き放せずに
受け入れてる時点で
完璧に紀田に恋してる




好きだーーーーー





でも………そう言いたくても
今まで散々いがみ合って
きた仲なのに………




いきなりオープンに
伝えられるわけもなく………





今はこれが最大の悩み。





あまりにも苦しくなって
きたので紀田の胸板を叩く





するとーーーーー




紀田がやっと離れてくれた……
と思ったのが間違い





「ーーーっ………!!」





唇を離すや否や
私の胸元に甘い痛みが走る




何!?何事!?





紀田が私から離れ
そっぽを向いて




「そんなエロい格好で……エロい声出す、お前が悪い」




そんなことを言い出す………




心なしか紀田の顔が
赤く見えるのは
私の気のせい?




そんなことより
さっきの痛みは何?




「いきなり何言って………え…………」




別荘にあるスタンドミラーに
自分の姿を映して絶句する




胸元には微かに赤い斑点が
ポツンと浮かんでいるではないか…………





って………
何してくれてんのぉおおおお!!

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