となりの紀田くん



そんな事をしているうちに
駅についてしまった……




新幹線を降りて電車に乗り換える




今更だけど…すんごい遠くまで
行ってたんだなと



改めて実感する。




「あ……じゃあ僕ここだから。先降りるね!ばいばい」




梓くんが電車から降りて
笑顔で手を振る



あれ?なんか梓くんに
聞かなきゃいけない
事があった気がするけど




まぁ………いっか。



続いて私と鈴の地元の
駅につく………




私と鈴は帰り道を
歩いているーーーーー



ーーーーーーーー


紀田は



「本当は送ってやりたいとこだけど…今日は榎本がいるから」




そう言って私に近づいて




「またな……俺のゆあ」



そう囁く………。




私は恥ずかしさのあまり
鈴を連れてそそくさと
電車を降りたーーー




なんて奴だ!!



耳元で囁くなバカ!!



ーーーーーーー



そんなわけで
二人で帰り道を
歩いていたが………



お互い別れて
自宅へと足を運ぶ




帰るなり出迎えて来たのは



「ゆあ~、会いたかった!」



弟の柚



私はそれを軽くあしらって
自室へと入る



「はぁあああああ」



私は盛大な溜め息をついて
ベッドに倒れ込んだ




なんか………
いろいろありすぎた
旅行だったな。




お昼過ぎには別荘を出たのに
帰宅した時にはもう夜だった。




私はお風呂に入ろうと思い
脱衣場に向かう




脱衣場で服を脱いで
肝心なことに気がついた……

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