東京血風録4 ダークサイド・イリュージョン
24

あれから1日が過ぎようとしていた。
24時間。
怒涛の1日が終わる。


動きをまとめてみる。
キラーズ・コードが発動して慌ただしくなった。
王道遥と“書院”西日本支部の無敵丸剛太は伽藍学園を訪れたのだが、何の収穫もなかった。

時間を前後して、伽藍学園を訪れていた無敵丸甲児は立ち去っており、逢うことなかった。

京都へ戻った鳳竜堂柊一へも連絡が入り、すぐ東京へ向かう事になった。

長野県の病院に入院していた藤堂飛鳥と、看病に当たっていた龍王院真琴には柊一から連絡が来ていた。
なんとか動ける飛鳥と共に、真琴も東京へ向かった。

夜を迎えた。

それぞれの想いを胸に朝が来る。







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