東京血風録4 ダークサイド・イリュージョン
柊一は骨を握り締める。
骨の残留思念が流れ込む。
ざーーーーーーー。
ざーーーーーーーーー。
ざーーーーーーーーーーーー。
幾つかの、殺伐とした狂気に怖気がした。こんな、、、、。
その時だった。
掌の中で、骨が泣いた。
何ッ!?
骨の思念の中にある異質。
これは。
あり得ないコトがあり得なく起こり得る
奇妙な感覚。受け容れら、れ、ない。
ま、さ、か。
コレは!?
「真琴?」
声に出ていた。
涙が溢れた。
その感覚は、明らかに真琴のものであり、骨との関係性を示唆していた。
数時間前の出来事と、さっきの真琴の呟きとが重なり合い、事態を急速に理解した。
「まさか、真琴は…」
お前が!?
柊一の中に爆風が吹き荒れた。感情の爆風である。
目が熱い。柊一の眼前には斜骸丸がいた。お前が!
枯渇したと思っていた胆力が爆発した。
「護符連陣!」

柊一の左前に倒れていた、剛太は一挙手一投足を見ていた。
柊一の覚醒を。
この機を逃してなるものか。
ここしかチャンスはない!
覚悟を決めた。
自分は、甲児の背後にいるのだ!
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