甘々顔KING総長様と地味顔女子
乱暴に連れて行かれた部屋。
扉のプレートには何も書かれていない
その部屋の中に無理やり押し込まれる形で入れられた。
「-っ、」
照明が薄暗くてよく見えないけど、広い応接室のような、ソファと大きな机・・
一番奥にデスクもある、そこに・・誰か座ってる
「やっぱり、あなただったのね。」
「!」
この声、は。
デスクに置いてあるライトが、そう声を発し、上げた顔の主を照らす
「あ」
それは、その顔は、――間違いじゃない、さくらちゃんの・・
「お母様っ、」
あ、ああ良かったっ、
お母様が居るってことは、さくらちゃんに会える!
「さくらちゃ、」
「姐さん、なんすかこのガキ」
え?
・・姐・・さん?
「ふふ。」
え? 今、お母様の事、姐さんって呼んだ?
さっきから、この怖い人達が連呼してる姐さんて名。
それを、お母様に向けて言っ
・・た?
「あ、あの」
ま、
待って・・
それだと、必然的に、アレが確定してしまう、
目が似てる・・野郎。
その存在が
「あなたにはお礼言わなきゃ。本当に感謝してるわ、おかげで手に入ったもの。」
「え」
「姐さん、こんなガキに、」
「うるさいねぇ!」
「!」
「す、すいません、」
あれだけ怖いと思っていた男の人の顔がこわばってる
ううん、この人だけじゃない、私も驚いて声が出ない。
あのさくらちゃんに似た顔で、
今までの綺麗な声が嘘みたいに、ものすごい威圧感のある声。
この人、本当にあのお母様?
ブルッ、
やだ、体が勝手に震えてる。
相手は、さくらちゃんの、総長様のお母様なんだよ?なのになんでこんなに怖がってんの?私。
「お礼しておいてなんだけど、もう一つ頼み事をきいてくれないかしら?」
「!」
私の怯えてる様など全く興味が無いようで、お母様はそう言ってきた。
今度は普通の声色だった。
それでも震えて声が出せない。
「ふ。簡単なことよ、さくらを連れて家に帰ってほしいの。」
え、
あ、
ああ、なんだ、そっか―――――っ、そ、そうだよね、
やっぱり今までの最悪な考えは違ってたんだ、
良かったっ、ちゃんとさくらちゃんの事、心配してる。
はぁ・・。
少しホッとした。でもなぜかまだ声がでない・・体にもまだ少し震えが残ってる
「でないと、亜弥が言うこと聞いてくれないのよねぇ」
・・え?
「さくらを呼んで来させるからもう少し待ってくれる?」
な・・んか
違う・・
や、
やっぱり、まだ
なんでかわかんないけど
最悪が続いている感じがする。
確信はないけど、思い過ごしかもしんないケド、でも、この体の震えが止まらないのは、きっと本能的なものだ。
だから
が、
がんばれ、私っ、
がんばれ!声を、出すんだ!
手に足にギュッと力を入れた、
「あ、のっ、」
震える声でもなんとか出せた、うん、
「なぁに?」
言うんだ、言うんだ。
「そ、総長様も一緒に帰るんですよねっ?」
よし!言えた!!
「・・・」
ん?なんで何も答えてくれないの?
「出来ればっ、一緒に帰り・・たいです」
「それは無理よ。」
―・・「ぇ?」
間髪入れずに言われた。
「な・・んでですか?」
ここで引けない!なぜか絶対に引いちゃいけないって思った。
「ん―、そうねぇ、私がじゃなくて、亜弥自身がそれを望んでいるから?」
「え?・・な、んで」
引き下がらない私を見て何か思いついたのか、お母様は
「本人に確かめてみる?」
と、口角を少し上げて部屋の扉を開けた。
つまり、来いってこと?
総長様に会わせてくれるってこと?
だったら行く!
私は扉を開けてフロアに出るお母様の後に付いて行った。
扉のプレートには何も書かれていない
その部屋の中に無理やり押し込まれる形で入れられた。
「-っ、」
照明が薄暗くてよく見えないけど、広い応接室のような、ソファと大きな机・・
一番奥にデスクもある、そこに・・誰か座ってる
「やっぱり、あなただったのね。」
「!」
この声、は。
デスクに置いてあるライトが、そう声を発し、上げた顔の主を照らす
「あ」
それは、その顔は、――間違いじゃない、さくらちゃんの・・
「お母様っ、」
あ、ああ良かったっ、
お母様が居るってことは、さくらちゃんに会える!
「さくらちゃ、」
「姐さん、なんすかこのガキ」
え?
・・姐・・さん?
「ふふ。」
え? 今、お母様の事、姐さんって呼んだ?
さっきから、この怖い人達が連呼してる姐さんて名。
それを、お母様に向けて言っ
・・た?
「あ、あの」
ま、
待って・・
それだと、必然的に、アレが確定してしまう、
目が似てる・・野郎。
その存在が
「あなたにはお礼言わなきゃ。本当に感謝してるわ、おかげで手に入ったもの。」
「え」
「姐さん、こんなガキに、」
「うるさいねぇ!」
「!」
「す、すいません、」
あれだけ怖いと思っていた男の人の顔がこわばってる
ううん、この人だけじゃない、私も驚いて声が出ない。
あのさくらちゃんに似た顔で、
今までの綺麗な声が嘘みたいに、ものすごい威圧感のある声。
この人、本当にあのお母様?
ブルッ、
やだ、体が勝手に震えてる。
相手は、さくらちゃんの、総長様のお母様なんだよ?なのになんでこんなに怖がってんの?私。
「お礼しておいてなんだけど、もう一つ頼み事をきいてくれないかしら?」
「!」
私の怯えてる様など全く興味が無いようで、お母様はそう言ってきた。
今度は普通の声色だった。
それでも震えて声が出せない。
「ふ。簡単なことよ、さくらを連れて家に帰ってほしいの。」
え、
あ、
ああ、なんだ、そっか―――――っ、そ、そうだよね、
やっぱり今までの最悪な考えは違ってたんだ、
良かったっ、ちゃんとさくらちゃんの事、心配してる。
はぁ・・。
少しホッとした。でもなぜかまだ声がでない・・体にもまだ少し震えが残ってる
「でないと、亜弥が言うこと聞いてくれないのよねぇ」
・・え?
「さくらを呼んで来させるからもう少し待ってくれる?」
な・・んか
違う・・
や、
やっぱり、まだ
なんでかわかんないけど
最悪が続いている感じがする。
確信はないけど、思い過ごしかもしんないケド、でも、この体の震えが止まらないのは、きっと本能的なものだ。
だから
が、
がんばれ、私っ、
がんばれ!声を、出すんだ!
手に足にギュッと力を入れた、
「あ、のっ、」
震える声でもなんとか出せた、うん、
「なぁに?」
言うんだ、言うんだ。
「そ、総長様も一緒に帰るんですよねっ?」
よし!言えた!!
「・・・」
ん?なんで何も答えてくれないの?
「出来ればっ、一緒に帰り・・たいです」
「それは無理よ。」
―・・「ぇ?」
間髪入れずに言われた。
「な・・んでですか?」
ここで引けない!なぜか絶対に引いちゃいけないって思った。
「ん―、そうねぇ、私がじゃなくて、亜弥自身がそれを望んでいるから?」
「え?・・な、んで」
引き下がらない私を見て何か思いついたのか、お母様は
「本人に確かめてみる?」
と、口角を少し上げて部屋の扉を開けた。
つまり、来いってこと?
総長様に会わせてくれるってこと?
だったら行く!
私は扉を開けてフロアに出るお母様の後に付いて行った。