イケメン彼氏とはじめる相思相愛

でも、それは絵里奈と長続きしないと言われてるのかもしれなくて、彼の言葉に舞い上がったり、ヒヤッと刺すような気持ちになったり、ただ穏やかな天気に、ゆったりと歩いてるだけなのに、絵里奈の中は感情が渦巻いて忙しい、嵐にあってるみたいだ。

でもでも、一颯さん、、、


「一颯さんも大丈夫です、
ほんっっっとに!!!
ぜったい、大丈夫です、
私の事も信用してください!!!」


何だか分からないけど、励ましたかったし、それこそ自分の方は大丈夫だから。

こうしてまさか彼と付き合えて、彼に向かって努力できて、後悔なんて微塵もないし、先が見えなくても、とにかく前に進んで頑張れるのが自分の一番の取り柄なんだから!

一颯は絵里奈のよく分からない励まし?に、また苦笑して、


「オレ結構ひどいと思うよ。初めからこんな事言って」


とチラリと絵里奈を見下ろす。


「ホントにひどい人なら、そんな事言ってくれないです!
すでに正直でいい人じゃないですか!
頑張っていきましょう! 」


と絵里奈は力を込めて言った。

長続きしないかもと、付き合ってすぐの彼氏にそんなこと言われて、何を励ましてるんだか、とよぎるけど、でも彼が困ってたら励ましたい、力になりたい、って、彼は私に対してひどいよ宣言だったのかな? えっ? ひどいってどんな風に⁈

いろいろ思いながらも、真っ直ぐに励ました絵里奈に、


「そう言われるとは思わなかった」


と少し驚いたように一颯は言った。


「大丈夫か。そうだね」


と一颯が独り言みたいに言った。
< 31 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop