イケメン彼氏とはじめる相思相愛
✴︎
その帰り。
何人かは飲みに行ったらしい。
家に帰った人もいる。
一颯は絵里奈と2人きりになり、自然に友達と別れた。
駅までの道。
少し回り道をして海沿いの散歩道を歩く。
一颯さんと2人。
無言。
あれからちょっとおかしい。
何もないのに、大変な事が起こったような気持ち。
海向きのベンチに座った。
夜風が髪や頬をゆるゆると通っていく。
街頭がオレンジ色なので、遊歩道はオレンジ色に染まっている。
雰囲気をかえようと、絵里奈は何も気が付かないみたいに普通に、明るく話しかける。
「あー、お腹いっぱい、お天気も良くて楽しかったです」
「ほんと? 知らないとこに連れて行ったのに? 」
「⋯⋯ みなさん、親切でしたよ」
「女子達と友達になったみたいだね、」
と真っ直ぐ前を見たまま、一颯は言った。
「オレ、わりと人の中にいる自分のカノジョを見るのが好きなんだよね」
彼の口から出たカノジョ⋯⋯ (それ私の事⋯⋯ だ⋯⋯ )と思ったら、心の中にじわじわっと嬉しい気持ちが広がる。
その帰り。
何人かは飲みに行ったらしい。
家に帰った人もいる。
一颯は絵里奈と2人きりになり、自然に友達と別れた。
駅までの道。
少し回り道をして海沿いの散歩道を歩く。
一颯さんと2人。
無言。
あれからちょっとおかしい。
何もないのに、大変な事が起こったような気持ち。
海向きのベンチに座った。
夜風が髪や頬をゆるゆると通っていく。
街頭がオレンジ色なので、遊歩道はオレンジ色に染まっている。
雰囲気をかえようと、絵里奈は何も気が付かないみたいに普通に、明るく話しかける。
「あー、お腹いっぱい、お天気も良くて楽しかったです」
「ほんと? 知らないとこに連れて行ったのに? 」
「⋯⋯ みなさん、親切でしたよ」
「女子達と友達になったみたいだね、」
と真っ直ぐ前を見たまま、一颯は言った。
「オレ、わりと人の中にいる自分のカノジョを見るのが好きなんだよね」
彼の口から出たカノジョ⋯⋯ (それ私の事⋯⋯ だ⋯⋯ )と思ったら、心の中にじわじわっと嬉しい気持ちが広がる。