天敵御曹司と今日から子作りはじめます~愛され妊活婚~
廊下の突き当たりの部屋に入っていく彼を追いかけるとそこは三十畳ほどはあろうかという広いリビングで、きちんと片付いていた。
「そこ座って」
三人掛けの革張りのソファに促され腰を下ろすと、彼はしゃがみ込み私の顔をじっと見つめてくる。
「殴られたのは頬だけ?」
「……はい」
「口の中は切れてない?」
「大丈夫です」
話しているだけで、勝手に涙がこぼれてきてうつむく。
「ちょっとごめん」
次に彼は私のカーディガンの袖をまくった。
すると克洋に強く握られたせいで手首が真っ赤になっている。
「あざになってしまうかもしれないな。とにかく冷やそう」
彼は保冷剤を持ってきて私の頬に当て、手首には湿布を探し出してきて巻いてくれた。
「この湿布、いつのかわからないからやっぱり買ってくる――」
「行かないで」
立ち上がった彼を引き止めてしまった。今はひとりになりたくない。
「そこ座って」
三人掛けの革張りのソファに促され腰を下ろすと、彼はしゃがみ込み私の顔をじっと見つめてくる。
「殴られたのは頬だけ?」
「……はい」
「口の中は切れてない?」
「大丈夫です」
話しているだけで、勝手に涙がこぼれてきてうつむく。
「ちょっとごめん」
次に彼は私のカーディガンの袖をまくった。
すると克洋に強く握られたせいで手首が真っ赤になっている。
「あざになってしまうかもしれないな。とにかく冷やそう」
彼は保冷剤を持ってきて私の頬に当て、手首には湿布を探し出してきて巻いてくれた。
「この湿布、いつのかわからないからやっぱり買ってくる――」
「行かないで」
立ち上がった彼を引き止めてしまった。今はひとりになりたくない。