無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!


クラスの女の子達はそれを見てうっとり。


確かにかっこいいよね。


「よーい、スタート」


走り出して、やっぱり思うのはスガ君は男の子の中でも特に抜きん出てて速いということ。


陸上経験があるのかな……?


スタートダッシュから、まず違う。


本当に速い。


走り終えると、こっちに戻ってきた。


「スガ、さすがね」


「速かったよー」


「ありがとう」


すかさず、幸ちゃんと莉里ちゃんが褒めた。


私もそれに続く。


「幸ちゃんや莉里ちゃんの言うとおり、凄かったよ。スガ君って陸上経験があるの?」


「白嶺さんもありがとう。うん、中等部の時、陸上部だったよ」


やっぱりそうなんだ。


だから、あんなに速いんだね。


「今はやってないの?」


「やってないよ」


もったいないなぁ……


スガ君なら、今でもやってたらここでも活躍出来たと思うのに。


「ていうか、由妃よく分かったわね」


「あ、うん。動きから予想して」


「由妃もすごーい」


褒められることなんて、何1つないような気もするけど、少しだけ笑っておいた。


「次ソフトボールの測定だから、移動するよー!」


全員2回目も終わって、体育委員の指示で、皆ソフトボールの測定が行われる場所へと向かった。

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