0631
お盆の忙しい時期が終わり





家に帰ってみた




母親は知っていたらしい







夜の世界では、人間関係が狭く






街との繋がりがある母親にとっては



私が夜働いてる事なんて

早くから分かっていて




それでも見守ることにしていたらしい





「私ですら夜は16歳のときからだったのにね」






14歳から夜の世界で働き始めた私に



それも普通のことだと

母はあっさり許してくれた






「明日から学校行く」





始業式の朝に、久しぶりの制服を着てみると


なんだか普通の中学生の女の子みたいで

少しわくわくした



髪は一応黒く染めた





化粧はせずに



真面目に学校行こうと思った






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