ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 皆はカレーの匂いを嗅いでおなかを鳴らしながら席について、カレーライスを見つめた。

「おおおおーっ、間に合ったぞ!」

 最後に、猛スピードで午前中の執務を終わらせたセガルス国王と、なぜか最近食いしん坊になったという宰相も現れて、威厳もなにもない姿で席に着いてスプーンを握った。

「あ……ふふっ。いらっしゃいませ」

 エリナがふたりを見てにこっと笑い、国王と宰相のハートを『か、可愛い……』ときゅんきゅんさせたが、大人なふたりはポーカーフェイスで「待たせてすまぬな、エリナ」「エリナ殿、どうぞお始めください」と告げた。
 しかしふたりの尻尾は激しくパタパタしていた。
 
「はい、おふたりとも間に合ってよかったです。それでは皆さん、めしあがれ」

「ありがたき糧を!」

「ありがたき糧を! なんていい香りだ、もう我慢できない!」

 一同は一斉に、シーフードカレーにスプーンを突っ込んだのであった。
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