ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「さて、それでは森の恵みを材料にしたカレーライスに取り掛かりましょうか」
「そうですね、持ってきた肉もそろそろ熟成した頃かと思いますしね」
セラはエリナに向かって「わたしは解体も得意なんです。オールマイティな従者ですからね、えへへっ」といたずらっぽく笑ってみせた。
「そ、そうなんですね」
エリナは(あれは持ってきた肉なんてものじゃないよね)と顔をヒクヒクさせて答えた。
(生きたイノブタさんと目が合っちゃったよお)
マーレン国のメインの具材は、イノブタという猪と豚の良いところを合わせたような獣の中なのだ。
猪というと、あまり食べ慣れない食材だしクセもあるのだが、イノブタは豚や猪よりもあっさりしていて余計な臭みがない。けれどなんとも味わい深い風味を持っているのだ。
濃くてジューシーな赤身肉の中に霜降り状に脂身が入るのだが、その脂がまた甘くてコクがある。野性味溢れるしっかりした歯応えと溢れる肉汁の美味しさで、マーレン国のイノブタは他国にも人気がある。だが、この獣はマーレン国の森にしか生息しないのだ。
そして今回、お土産代わりということもあって、ウィリオ王子は巨大なイノブタを生きたままで10頭連れてきたのだが、スカイヴェン国に着くなりセラが解体ナイフを振るって、すべてをひとりで捌いてしまった。
というわけで、大量のイノブタの肉が冷蔵庫にぶらんとぶら下がり、出番を待っているのだ。
「そうですね、持ってきた肉もそろそろ熟成した頃かと思いますしね」
セラはエリナに向かって「わたしは解体も得意なんです。オールマイティな従者ですからね、えへへっ」といたずらっぽく笑ってみせた。
「そ、そうなんですね」
エリナは(あれは持ってきた肉なんてものじゃないよね)と顔をヒクヒクさせて答えた。
(生きたイノブタさんと目が合っちゃったよお)
マーレン国のメインの具材は、イノブタという猪と豚の良いところを合わせたような獣の中なのだ。
猪というと、あまり食べ慣れない食材だしクセもあるのだが、イノブタは豚や猪よりもあっさりしていて余計な臭みがない。けれどなんとも味わい深い風味を持っているのだ。
濃くてジューシーな赤身肉の中に霜降り状に脂身が入るのだが、その脂がまた甘くてコクがある。野性味溢れるしっかりした歯応えと溢れる肉汁の美味しさで、マーレン国のイノブタは他国にも人気がある。だが、この獣はマーレン国の森にしか生息しないのだ。
そして今回、お土産代わりということもあって、ウィリオ王子は巨大なイノブタを生きたままで10頭連れてきたのだが、スカイヴェン国に着くなりセラが解体ナイフを振るって、すべてをひとりで捌いてしまった。
というわけで、大量のイノブタの肉が冷蔵庫にぶらんとぶら下がり、出番を待っているのだ。