ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「このびっくりカレーは、それぞれのご家庭でも作れるカレーです。そして、小さな子どもも塊肉は食べにくいお年を召した方も一緒に食べられるんです。特別な材料は使っていないので、各ご家庭で工夫して、愛情たっぷりの我が家のカレーを皆さんに作っていただきたいと思っています」
「愛情たっぷりの……ごはん」
「はい」
エリナは頷いた。
「わたしはこの国に来てから、たくさんの愛情をいただきました。大切な人たちと笑顔で『美味しいね』って言い合う楽しさを初めて知ったんです。ごはんは身体の栄養であるだけではなく、心の栄養なんだなってしみじみ幸せを感じました」
「エリナさん……あなたのような子猫が、そんな辛い思いをしていたなんて……」
彼女の過去が、決して幸せなものではなかったことを知った料理長は(そうだ、こんな小さな子猫が自分で料理ができるというのは、普通のことではない。自分で作らないと生きていけなかったかということなのか)と唇を噛み締めた。
「だから、この国の代表するカレーは、愛情たっぷりのびっくりカレーがぴったりだと思ったんですよ」
「そう、ですね。料理は食べる人に愛情を伝えるものなんですね」
「はい! 料理は愛情なんです!」
エリナの嬉しそうな顔を見たら、なぜだか余計に胸が痛くなってしまった料理長は「料理は愛情、とても良い言葉です」と呟くと、そっと涙を流した。
そして、びっくりカレーに込められたメッセージをレシピと共に伝えて、またひとつ料理人エリナの伝説を増やしたのだった。
「愛情たっぷりの……ごはん」
「はい」
エリナは頷いた。
「わたしはこの国に来てから、たくさんの愛情をいただきました。大切な人たちと笑顔で『美味しいね』って言い合う楽しさを初めて知ったんです。ごはんは身体の栄養であるだけではなく、心の栄養なんだなってしみじみ幸せを感じました」
「エリナさん……あなたのような子猫が、そんな辛い思いをしていたなんて……」
彼女の過去が、決して幸せなものではなかったことを知った料理長は(そうだ、こんな小さな子猫が自分で料理ができるというのは、普通のことではない。自分で作らないと生きていけなかったかということなのか)と唇を噛み締めた。
「だから、この国の代表するカレーは、愛情たっぷりのびっくりカレーがぴったりだと思ったんですよ」
「そう、ですね。料理は食べる人に愛情を伝えるものなんですね」
「はい! 料理は愛情なんです!」
エリナの嬉しそうな顔を見たら、なぜだか余計に胸が痛くなってしまった料理長は「料理は愛情、とても良い言葉です」と呟くと、そっと涙を流した。
そして、びっくりカレーに込められたメッセージをレシピと共に伝えて、またひとつ料理人エリナの伝説を増やしたのだった。