ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「温泉たまご付きっていうのが、嬉しいですね。ここならではの食べ物だから、楽しさがあります」

「そうだな。もう少ししたら食べに行こうか」

 源泉がかなり熱いので、食堂の厨房でそれを利用してたまごをゆでているのだ。食堂の他にも露天風呂の一角にテントが出ていて、そこで食べることができる。



「わあ、美味しいですね」

「そうだな、美味い」

 ベンチに並んで座りながら、ふたりはたまごを食べた。
 温泉たまごは、予想以上に美味しかった。
 入浴で汗を流して塩分が不足しているので、塩をつけた半熟たまごは身体に染み入る美味しさなのだ。

「ふう……お湯であったまって暑いから、冷たい果実水も美味しいし、これはいいですね。冷えた温泉プリンも食べたくなっちゃうな」

「温泉……プリン?」

 ルディが不思議そうな顔になったので、エリナはふふっと笑った。

「卵と牛乳とお砂糖でできた、冷たくてぷるんとして、とっても優しい味の美味しいデザートなんです」

「それは……ぜひ食べてみたいな。エリナのデザートは美味しいに違いないからな」

 食いしん坊の味見隊長は、耳をぴくぴく動かした。

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