ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 できたカラメルソースを、エリナはプリンの容器である瓶に少しずつ流し入れた。

「次は、卵を割って泡を立てないように混ぜます。ケーキを作る時と違いますね」

 生卵を溶いてほぐし、卵黄と卵白がまんべんなく混ざるようにかき混ぜる。

「ここへ、先ほどの温めた牛乳を加えます。バニラのさやはそのままで大丈夫ですよ。そしてこれを、舌触りを良くするために、網でこしていきます」

 ここでも泡を立てないように気をつけながら混ぜて、なめらかな卵液を作ると、それを瓶に流していった。

「カラメルソースと混ざらないように、そっと卵液を入れてくださいね。これを熱い温泉につけて、20分くらいでできあがります。この時、中にお湯が入らないように気をつけてください」

 宝物のように籠に並べられた瓶が、食堂の厨房に引かれた温泉の中につけられた。

「火が通って固まったら粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしたらできあがりです」

 メモを取りながら見学していた人々から「おお……」とため息のような声が漏れた。

「さあ、皆さんも作ってみてください!」
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