ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「あのスパイスは、海の一族にも評判がいいわ。でも、今まではスープに入れて香りをつけるくらいの調理法しかなかったの。けれど、カレーライスの噂を聞いて、考えたの。カレーライスが作られて広まれば、美味しい海の幸の売れ行きも良くなるし、小麦に比べて食材として広まっていないお米も、もっとたくさん食べられるようになるわ。もちろん、カレーライスに使うスパイスもね。そうすれば新しい商売につながるし、食材の流通を通して国同士の繋がりも強くなると思うの。ただ、このスカイヴェン国はフィフィール国から遠いから、新鮮な海産物を運んでくるのは難しいのよね」
「そうですね」
そう、陸路で来ると、フィフィール国からはとても遠いのだ。日持ちのする干物や鰹節やスルメといったものならば持ってこられる。しかし、海岸とスカイヴェン国との1番の近道には山があるため馬車が通れない。
たまに、足腰の達者な獣人が生きたままの魚介類を担いで山を越えてくるのだが、馬車と違って運ぶ量に限度があるし、鮮度を保つために氷もたっぷり入れなければならない。
そのため、この方法で運んできた海の幸は高価になってしまい、とても庶民の口には入らないのだ。
(この世界には、トンネルを掘る技術はないのね)
山に穴を開けてしまえば楽になるのに、とエリナは思った。
「そうですね」
そう、陸路で来ると、フィフィール国からはとても遠いのだ。日持ちのする干物や鰹節やスルメといったものならば持ってこられる。しかし、海岸とスカイヴェン国との1番の近道には山があるため馬車が通れない。
たまに、足腰の達者な獣人が生きたままの魚介類を担いで山を越えてくるのだが、馬車と違って運ぶ量に限度があるし、鮮度を保つために氷もたっぷり入れなければならない。
そのため、この方法で運んできた海の幸は高価になってしまい、とても庶民の口には入らないのだ。
(この世界には、トンネルを掘る技術はないのね)
山に穴を開けてしまえば楽になるのに、とエリナは思った。