冷徹御曹司の溺愛は突然に、烈火のようにほとばしる~愛なき契約夫婦の艶美な一夜~
「きたきたーーー」

2人の目の前にイチゴやキウイ、マンゴー、パイナップルなど色とりどりのフルーツがこれでもかと挟まれている。

一口で入る?と思うくらいのボリュームさに私も千波もテンションが上がりまくる。

千波はインスタをしてるので写真をパチリ。

ついでに私の食べる姿もとられてしまった。
めちゃめちゃ大口開けてたよ…可愛い感じじゃなくてリアルな大口だったよー。

フルーツサンドにかぶりつくと甘いだけでなく酸味もあり、思ったよりあっさりしている。
クリームも重くなくてコッテリ感がない。

多いと思ったのは一瞬だけ。
完食してしまいました。

美味しかった〜!
テイクアウトも出来るのかな?

私は店員さんに声をかけるとテイクアウト可能とのこと。帰りに持ち帰れるよう1人前追加オーダーした。

「れーなー!誰の分?!別れたんだよね??」

「……自分?」

「嘘つけ!そんなわけないじゃん!」

「うーん…気になる人、かな…。」
声が小さくなる。

「もうそんな人がいるの?ならちょっと安心だけどさ。困ったら今度こそいいなよ!困らないのが一番だけどさ。」

「うん。ありがとう。絶対いう!」

「進展があっても言って!!!」

「了解です。」
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