このまま惚けて、それから







​その後は、私と青は 二人で花ちゃんを駅まで送り届けることにした。

大丈夫だとは思ったけれど、念の為だ。




「1人で帰れます!お二人のイチャ♡ラブタイムを邪魔する訳には…」


……などと最初は遠慮していた花ちゃんだっけれど、「お前ストーカーだけど女なんだしさぁ」という青に見事ノックアウトされ、ルンルンで送られていた。


ストーカーという事実が強すぎて忘れていたけれど、花ちゃんは青のことが好きだ。

好きな人に送って貰ったら、そりゃあ嬉しいに決まってる。



私が花ちゃんの立場だったら、好きな人に彼女がいる現実って結構受け入れ難いなー…と、心の中でそんなことを思った。



花ちゃんが花ちゃんだったから私は平和に青と花ちゃんの両方と関係を保つことができているだけ。

きっとこんなことを思うのは間違っているけれど、花ちゃんには絶対幸せになって欲しい。



そう思わずにはいられないほど、彼女は良い子なのだ。



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