このまま惚けて、それから





「未羽やばいそれは俺の心臓が持たない死んでしまう あ、あ、死んだ ありがとう責任もって棺桶に共に入ってくれ未羽」

「早く写真撮ろ」

「無理俺は未羽を抱きしめてちゅーしないとこのドキドキは収まらない あー、あー、あー?興奮してきたどうしよごめんなさい好きです未羽さん」

「いや、ちょっ、青」

「好き、好きだな、好きですどうする未羽、好き」




好きがまっすぐ、ストーカー行為もまっすぐ。思考回路も愛し方も逝ってる王子様。





「青、私もあんたのこと好きすぎてどうしよ?」

「いやまてそれは抱く」

「抱くんだ」

「抱くよ。棺桶はダブルでよろしく」

「なんで死ぬ前提なんだよ」



そんな彼に愛される覚悟は、もうとっくに出来ている。




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