Every single day
昨夜は、道哉がなかなか寝かせてくれなかったので…二人とも昼近くまで眠っていた。

愛する人の寝顔を見られるのは、いつになっても幸せなことだ。

道哉が目を覚ましてからも、散々ふざけあった。

天気がいいから散歩しよう、と道哉を誘い、私たちは腕を組んで歩いた。

その時、通りの向こうから、老夫婦が同じように腕を組んで幸せそうに歩いてきた。

未来の私たちを見たような…そんな気分になった。
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