年上同期から恋人へのロード
「自分達はお金を生み出せない部門だけど、縁の下の力持ちでいたい」
牧瀬は配属された当初よく言っていた。
こんなに真っ直ぐで、弱い姿を隠して、周りの人を優先する。
そして、俺のこと、他の人と同じように接してくれる。
学生時代にはそれなりに恋愛した。
だけどいつも感じていたこと、そう、俺のことを見てくれていないような気がしていた。
ある日、付き合ってた彼女が友人と話しているのを見つけて声をかけようとした時、
「ねぇ、秋月くんと付き合ってるんでしょ。いいなぁ、彼氏が秋月くんって株があがるよね」
「ほんとそうなの!学内では一目置かれるし、横にいるだけで外歩いてても注目浴びるから、どう、羨ましいでしょって優越感あるわ~」
そっか、俺って彼女にとってただのお飾りなんだ。
空を見上げて情けなくて笑えた。空虚感に苛まれた。
それから女性に告白されても、どうせ同じだろうと嫌悪感が先に立ち、断り続けた。
相手する女性は、一度きりのお互いあとくされのない関係でいいと思う女性で、割り切った関係だけだった。
そんな俺は牧瀬には違う感情を持ったことを自覚した。
凛とした姿、そして人に見せない弱さ、俺が守ってあげたい。
牧瀬は配属された当初よく言っていた。
こんなに真っ直ぐで、弱い姿を隠して、周りの人を優先する。
そして、俺のこと、他の人と同じように接してくれる。
学生時代にはそれなりに恋愛した。
だけどいつも感じていたこと、そう、俺のことを見てくれていないような気がしていた。
ある日、付き合ってた彼女が友人と話しているのを見つけて声をかけようとした時、
「ねぇ、秋月くんと付き合ってるんでしょ。いいなぁ、彼氏が秋月くんって株があがるよね」
「ほんとそうなの!学内では一目置かれるし、横にいるだけで外歩いてても注目浴びるから、どう、羨ましいでしょって優越感あるわ~」
そっか、俺って彼女にとってただのお飾りなんだ。
空を見上げて情けなくて笑えた。空虚感に苛まれた。
それから女性に告白されても、どうせ同じだろうと嫌悪感が先に立ち、断り続けた。
相手する女性は、一度きりのお互いあとくされのない関係でいいと思う女性で、割り切った関係だけだった。
そんな俺は牧瀬には違う感情を持ったことを自覚した。
凛とした姿、そして人に見せない弱さ、俺が守ってあげたい。