年上同期から恋人へのロード
「俺、牧瀬のこと傷つけたから、もう連絡しないようにと思ってた。でも転勤が決まった時、牧瀬がそばに居るんだと思うと、逢いたい気持ちが膨れ上がって、抑えれなかった。
会ってやっぱり好きなんだと思い知らされたよ。いつか俺を許してくれたら、俺を見てくれたらって甘い考えをしてた。あの頃に戻れるんじゃないかって」
先輩は照れくさそうに、遠くを見て話してた目を私に向けた。
「でも、部活で俺に見せてくれた牧瀬の笑顔はもう俺ではなく、秋月に向けられていたのが悔しくて。自分勝手だよな。もう、牧瀬の心の中は秋月なんだろ?」
私はゆっくりと頷いた。
「はいっ。でも隼人を傷つけました」
「好きな人のことまで、自分の心を押さえつけるなよ。秋月は牧瀬のこと、すごく理解してるよ。悔しいほどね。だから、信じてあげなよ」
そう話していた時、入り口のドアが激しい音を立てた開いた。
「沙羅!」
隼人が肩で息をしながら近寄ってきた。
「お前、ひどい姿になってるぞ」
隼人の姿を見て栗田先輩が言った。
隼人はいつもからは想像できない、髪はボサボサになって、ネクタイは外れかけ、ワイシャツもどこか頼りなくなっていた。
「お前があんなメール送るから」
隼人はまだ肩で息をしながら、栗田先輩を見下ろしていた。
「少しは俺の気持ちを味わえ。じゃあ俺帰るわ」
会ってやっぱり好きなんだと思い知らされたよ。いつか俺を許してくれたら、俺を見てくれたらって甘い考えをしてた。あの頃に戻れるんじゃないかって」
先輩は照れくさそうに、遠くを見て話してた目を私に向けた。
「でも、部活で俺に見せてくれた牧瀬の笑顔はもう俺ではなく、秋月に向けられていたのが悔しくて。自分勝手だよな。もう、牧瀬の心の中は秋月なんだろ?」
私はゆっくりと頷いた。
「はいっ。でも隼人を傷つけました」
「好きな人のことまで、自分の心を押さえつけるなよ。秋月は牧瀬のこと、すごく理解してるよ。悔しいほどね。だから、信じてあげなよ」
そう話していた時、入り口のドアが激しい音を立てた開いた。
「沙羅!」
隼人が肩で息をしながら近寄ってきた。
「お前、ひどい姿になってるぞ」
隼人の姿を見て栗田先輩が言った。
隼人はいつもからは想像できない、髪はボサボサになって、ネクタイは外れかけ、ワイシャツもどこか頼りなくなっていた。
「お前があんなメール送るから」
隼人はまだ肩で息をしながら、栗田先輩を見下ろしていた。
「少しは俺の気持ちを味わえ。じゃあ俺帰るわ」