黒王子からの甘すぎる溺愛
「可愛すぎるんだけど。あー…もう無理」


ご飯の途中だっていうのに、席を立って抱きしめられる。


ふふっ幸せだなぁ。


こんなにも聖那といることが幸せなんだ。


なんか今なら聞ける気がする。


「…聖那??」


「ん?」


「この前の電話で聞こうとしてたこと、聞いてもいい?」


「いいよ」と優しい声で私の耳元で囁く聖那。


…よし、言おう。
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