黒王子からの甘すぎる溺愛
不思議と話のテンポが合うっていうか、なんていうか、そんな感じ。


「ふぅん。そんなんじゃ、聖那くんが妬くんじゃない?」


「えぇ、そうかな?」


聖那が嫉妬するタイプにはみえないんだけどなぁ。


家に帰ってもいつも通りだし、特に変わったことはないから。


大して気にしてないと思う。


「…はぁ、これだから鈍感は」


なんて葵が呟いていたのは知らない。



ー…その次の日。


2学期はじめのテストがしだいに近づいてくる。
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