黒王子からの甘すぎる溺愛
おかげでスラスラと黒板にかけた。


答えは見事に正解で、先生も珍しい快挙にビックリしてたっけ。


授業が終わってからもう一度お礼を言った。


「全然気にしないでいいよ。俺がしたくてしたことだから」って言ってくれたときは、リアル王子様だったなぁ。


それからというもの、奏くんとはよく話す。


「ちょっと日向。あんたたちいつの間にそんなに仲良くなったの?」


お昼ご飯。


天気が良いから屋上で食べている。


「わたしも良くわからないけど…奏くんとはよく話すんだよね」
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