【完】夢見るマリアージュ

「ほっくんがそんなに恋愛に夢中になるタイプだったなんて…」

「いやあ、俺自体もびっくりだよ。 まあ…俺今まで彼女が出来ても彼女を優先するタイプでもなかったし
それはもしかして告白されて付き合ったからかもしれないけどさ。
香ちゃんは俺から告白して初めて付き合えた女性だったんだ…。
人をこんなに好きになれるもんなんだなあ」

俺の言葉に海は甘いため息を漏らした。

「はぁ~…何かご馳走様です。 城田さんはマジで幸せ者だなあ…。
最近すごく綺麗になったのはやっぱりほっくんのせいだったんだね!」

「香ちゃんは元々可愛いし!
ダイエットしたりお洒落して益々可愛くなっちゃって誰かに取られそうで怖い…。」

「全くほっくんがそんな顔しちゃうなんてさ、ますます城田さんとお話ししたくなっちゃうよ~
絶対に約束取り付けてよ~?」

「はいはい~。それより海早く仕事終わらせよう!
よぉーし、頑張るぞー!」

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