【完】夢見るマリアージュ

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「ん~、ここのご飯はやっぱり最高ね。 おいし~い!今日はあなたに付き合ってジムも行けなかったからせめて食事くらいは健康的な物を取らないとね」

「今日はありがとうございました。 岸田さんのお陰で本当に助かりました。
ここは私が奢りますので、好きなだけ食べて下さいね」

「好きな物を好きなだけ食べたら太るでしょーが! でもね、このお店は本当にいいのよ。
こんなに美味しいのにダイエットに特化してるから、ほらほらこんな美味しそうなデザートも糖質60パーセントもカットされてるの」

「本当だ!すっごく美味しそう。」

「私チーズケーキ注文するから、あなたはチョコレートケーキにしなさいよ。 そうすれば二つ分楽しめるし~
ん~!食べるって幸せだわあ!」

買い物が終わって岸田さんに連れてきてもらった場所は、都内にあるお洒落なカフェレストランだった。

何と全てのメニューが糖質カットになっており、ヘルシーだけど美味しいと評判のカフェだった。

そういえば私……上京してから男の人と食事に行くのも北斗さんが初めてだったけれど、女の人とも食事をするのは初めてだ。

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